フェラーリのフェルナンド・アロンソは、チームと契約延長に向けて動いていると話した。
アロンソについては、来年からF1復帰のホンダエンジンを搭載するマクラーレンに移籍するといううわさもあるが、今週アロンソは移籍する「意思」はないとイギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に話した。
また、アロンソの契約には成績に関する特別条項があり、本人が望めば今シーズン末でチームを離脱できるという者もいる。
しかし、フェラーリのチーム代表マルコ・マティアッチが「それは真実ではない」と話したと『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』は伝える。
「ドライバーとの契約についてはコメントしたくない」
「ドライバーは財産だ」とマティアッチは話している。
アロンソ本人は、スペインの記者らに次のように語った。
「僕に来てほしいと言ってくれるチームがあるのを誇りに思う。僕の仕事を評価してくれているということだからね」
「でもこの件については、契約を延長してフェラーリにとどまりたいと言い続けて1年になる。それが僕の望みだ。2週間ごとに、毎レース終わるたびにそう繰り返しているのに、それは報道されない。それどころか逆のことが伝えられるほうが多いようだ」
アロンソは、新しい契約に向けてフェラーリと「取り組んでいる」と明かした。
「それが実現するかどうかは、そのうち分かる。でも少なくとも、今後2年間については何の問題もないよ」