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【速報】ルノー「控訴しない」と発表 F1日本GPの結果が正式に決定

2019年10月25日(金)1:02 am

2019年F1日本GP(鈴鹿サーキット)で失格となったルノーだが、控訴期限となっていた日本時間10月25日金曜日0時までに控訴しないことを選択した。これにより、F1日本GPにおけるルノーの失格が決定し、リザルトも正式に決定した。

●【決勝レース結果】2019年F1第17戦 日本GP(10/24更新:ルノーの2台が失格)

ルノーは23日に「スポーティングレギュレーション違反によりF1日本GPは失格」との裁定が下されていたが、ルノーはその裁定を「認める」としたものの、今後の対応について「検討する」としていた。

ルノーが控訴するのか否かに注目が集まっていたが、控訴期限となっていた日本時間10月25日金曜日0時までに控訴しないことを正式なステートメントとして発表した。

ステートメントでは、「スチュワードの決定、特に厳しい裁定は残念だ。我々の意見では、特に完全に合法で、且つ革新的であると確認されたシステムの範囲で使用された場合、ペナルティはドライバーが得られた利益に比例していない」と失格という厳しすぎる裁定に納得していない様子だ。

さらに「同様の違反に対する以前の制裁と矛盾している」と主張しているものの「システムの合法性を実証するため、すでに提出したもの以外に新たな証拠はない」とし、「これ以上の不毛な議論に時間と労力を費やすことは望まない。よって、スチュワードの決定に異議を申し立てないことにした」と書かれている。

そして「F1は常に、競争上の優位性を得るために可能な限りわずかな機会を求める情け容赦ない舞台だ」とF1の厳しい戦いを表現しつつも、「革新的な解決策は常にしてきたことであり、今後も続けていく」と開発の手を緩めることはしないとしている。

貴重な9ポイントを失ったルノーは残り4戦でランキング5位の座を守ることになる。現時点でランキング4位のマクラーレンとは43ポイント差をつけられており、ランキング6位のトロロッソとはわずか6ポイント差、ランキング7位で今回抗議をしたレーシングポイントには10ポイント差に迫られている。

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