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【ダカールラリー】フェルナンド・アロンソ、トヨタとダカールラリー初参戦

2019年10月25日(金)1:33 am

TOYOTA GAZOO Racingは2020年に初めてサウジアラビアを舞台に戦われるダカールラリー参戦体制を現地時間24日(木)に発表。フェルナンド・アロンソが初参戦することが正式に発表された。

TOYOTA GAZOO Racingは、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組、ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組、ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール組、そしてフェルナンド・アロンソ/マルク・コマ組の4台体制で参戦する。

■フェルナンド・アロンソ、ダカールラリー初出場

フェルナンド・アロンソは、F1で2度の世界チャンピオンを獲得し、デイトナ24時間で優勝、TOYOTA GAZOO Racingでル・マン24時間レース2連覇、そして現FIA世界耐久選手権のチャンピオンでもある。そのアロンソが4台目のハイラックスを駆り2020年のダカールラリーに挑戦する。

アロンソはレーシングドライバーとしての能力を更に高めるため、様々なモータースポーツのカテゴリーに挑戦しており、このダカール挑戦もその一環だ。

アロンソとコンビを組むのは6度のFIMクロスカントリー世界チャンピオン、そして2輪車部門で5度のダカール優勝という輝かしい経歴を持つコマだ。このスペイン人コンビが、彼ら自身にとって異なるカテゴリーへ挑戦すべく、8月からヨーロッパやアフリカ、中東の様々な環境、またバラエティに富んだ路面コンディションで過酷なトレーニングを続けている。

アロンソとコマは予定されていた倍以上の距離を走破し、最も厳しいモータースポーツイベントのひとつであるダカールラリー走破へ向けて、能力の高さを証明してきている。

■南アフリカで開発されたラリーレイド専用トヨタ・ハイラックス

4組のクルーが乗り込むトヨタ・ハイラックスは、ラリーレイド専用に南アフリカで開発され、4輪独立サスペンションを備えた4輪駆動車で、5リッター自然吸気V8エンジンをフロントミッドシップに搭載している。

トヨタは2012年よりダカールラリーに参戦し、『TOYOTA GAZOO Racing South Africa』として、2019年大会でアル-アティア/ボーメル組がトヨタ車初の総合優勝を果たした。このチームの過去の戦歴は、3位(2012年)、2位(2013年)、4位(2014年),2位(2015年)、3位(2016年)、5位(2017年)、2位(2018年)となっている。

■2020年ダカールラリー

2020年のダカールラリーは、サウジアラビア国内のみを舞台として行われる。

1月5日(日)に西部の都市ジェッダをスタートし、まず北へ向かった後、東南へ進路を変え、首都リヤドで中間の休息日を迎える。
ラリー後半戦は世界最大級の砂漠であるルブアルハリ砂漠を越え、1月17日(金)にリヤド近郊のアルキディアでゴールを迎える。

■フェルナンド・アロンソとコマの輝かしい戦歴

ドライバー:フェルナンド・アロンソ(スペイン)
主な戦歴:
・ル・マン24時間優勝(2018,2019)
・FIA世界耐久選手権(WEC)チャンピオン(2018-2019)
・F1世界チャンピオン(2005,2006)
・デイトナ24時間優勝(2019)

ナビゲーター:マルク・コマ(スペイン)
主な戦歴:
・ダカールラリー優勝(2輪部門:2006,2009,2011,2014,2015)
・FIMクロスカントリーラリー選手権(2輪)チャンピオン(2005,2006,2007,2010,2012,2014)

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