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ボッタス「マッサは過小評価されている」

2016年08月09日(火)19:12 pm

2016年のF1シーズンは前半戦が終了したところだ。通常であればシーズン後半に入るころからドライバーの移籍のうわさに花が咲く“シリーシーズン”を迎えることになるわけだが、すでに3強と呼ばれるメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリの2017年のシートは埋まった状態となっており、今年は中堅チームのドライバーが話題の中心を占めることになりそうだ。

■マッサにF1キャリアの危機か

現在、まだ2017年の去就が確定していないドライバーも少なくないが、2002年にF1デビューを飾った35歳のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)もそのひとりだ。

ウィリアムズへ移籍する前はフェラーリで8年間ドライブしていたベテランドライバーのマッサだが、来季の契約がどうなるかは現時点ではまだはっきりしていない。

母国ブラジルが深刻な経済不況に陥っていることもあり、マッサの今後については不安材料のほうが多いとも考えられている。

■マッサはまだ十分にやれるとボッタス

ウィリアムズのもうひとりのドライバーは26歳のバルテリ・ボッタスだが、こちらは来季もウィリアムズに残留する可能性が高いと見られている。

そのボッタスは、ウィリアムズは来季もマッサを走らせるべきだと母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に次のように語った。

「マッサは過小評価されているよ。彼はまだすごくうまく運転できているからね」

「それ(ウィリアムズ残留)はフェリペ次第でもあるけれど、個人的には彼が続けられない理由などないと思うよ」

ウィリアムズの技術責任者であるパット・シモンズも、「我々のチームにおいて、ドライバーは私が満足できているもののひとつだ」と語り、現行ラインアップの継続が望ましいと考えていることをほのめかしている。

■ドライバー交代を示唆するチーム首脳

しかし、ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは、公然とジェンソン・バトン(マクラーレン)やセルジオ・ペレス(フォース・インディア)をマッサの後任ドライバーとして検討していると語っており、マッサの今後に関してはまだ予断を許さない状態であることに間違いはなさそうだ。

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