フェラーリが興味を示しているというセルジオ・ペレス(フォース・インディア)とカルロス・サインツ(トロロッソ)の両チームのボスは、フェラーリへの契約売却にオープンな姿勢を示している。
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ペレスとサインツには3つの共通点がある。
・最高のコンディションである。
・2017年フェラーリシートとリンクしている。
・既存のチームとのしっかりとした契約がある。
■フォース・インディアのマネジャー、ペレスを「責められない」
フォース・インディアのチームマネジャーであるアンディ・スティーブンソンは、ペレスがフェラーリへの夢を見るのは当然のことで誰も責められないだろうという。
「グリッド上の誰もがそうだ。フェラーリへの夢は正当なものだよ。セルジオ自身の人生だ」
■フォース・インディアCOO、3倍なら売る
しかしながら、まだ26歳のペレスの来季契約はフォース・インディアがしっかりと持っており、フォース・インディアは安く手放す気持ちはないようだ。フォース・インディアのCOO(最高執行責任者)オットマー・サフナウアーは次のように語った。
「フェラーリは3倍の費用が必要になる。我々が権利者から買うときと同じようにね。だから私たちから契約を買うなら、お金が必要だ」
■トロロッソ、買収額次第
サインツについても状況は同じようだ。サインツは、ルノーへの移籍についても話し合っている最中だが、ヘルムート・マルコ博士は次のように述べた。
「フェラーリが支払う用意があるなら、話には応じるよ」
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