ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、BMW 3シリーズのクリーン・ディーゼル・モデル「BMW 320d(サン・ニー・マル・ディー)セダン/ツーリング」に、『新世代の4気筒クリーン・ディーゼル・エンジン』を搭載し、5月28日(土)より販売を開始すると発表した。
加えて、安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」の標準化を拡大し、今回、BMW 3シリーズ セダン/ツーリングのほぼ全モデルで標準装備とし、運転支援システムの標準装備内容をさらに充実させる。
●BMW 3シリーズ100周年モデル限定400台 輸入車クラス・トップの低燃費、新世代クリーン・ディーゼル・エンジン搭載
■ポイント
1)BMW 320dの動力性能と環境性能をさらに向上:最大トルク400Nmによる一層パワフルな走りとともに、輸入車クラス・トップの21.4km/ℓの低燃費を実現
2)BMW 3シリーズ セダン/ツーリング(※320 SEを除く)に、「レーン・チェンジ・ウォーニング」を標準装備。運転支援システムの標準装備内容をさらに充実。
BMW 3シリーズ ツーリング
■BMW 320dは走りと環境性能を両立
2012年にセグメント初のクリーン・ディーゼル・モデルとして発売されたBMW 320dは、約50対50の理想的な前後重量配分で「駆けぬける歓び」を実現、ディーゼル・エンジンの特徴である『パワフルな走り』と『優れた環境性能』を高次元で両立し、このクラスにおけるリーダーのポジションを確立している。
■新世代ディーゼル・エンジンを搭載
今回、そのBMW 320dに、「BMW EfficientDynamics」の理念を追求したBMWグループの新世代エンジン・ファミリーに属するクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載し、更なる進化を遂げた。
アルミニウム合金製クランク・ケースを採用した2リッター直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンは、最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを組み合わせた。
■パワフルな走り
従来モデルから、最高出力5kw(6ps)アップの140kW(190ps)/4,000rpm、最大トルクは20Nm(2.1kgm)アップの400Nm(40.8kgm)/1,750-2,500rpmを実現し、これまで以上にパワフルな走りが可能。
■輸入車クラス・トップの低燃費
一方で、燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルから更に約10%向上の21.4km/ℓを実現し、輸入車クラス・トップの低燃費を誇る。
また、従来モデルから引き続き、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンス・フリーの最先端排出ガス処理技術「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用し、ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する優れた環境性能を実現している。
これにより、エコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となる。
加えて、BMW 3シリーズ セダン/ツーリングのほぼ全モデル(※320 SEを除く)に新たに標準装備した「レーン・チェンジ・ウォーニング」は、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする先進の運転支援システムである。
■価格(税込)
BMW 3シリーズ セダン:427万円から782万円。
BMW 3シリーズ ツーリング:449万円から804万円。
いずれも右ハンドル仕様。
■BMW 3シリーズについて
1975年に初代モデルが登場し、今年で発売40周年を迎えるBMW 3シリーズ。後輪駆動方式、ドライバーとクルマとが一体となる約50対50の理想的な前後重量配分など一切妥協のないクルマ造りにより、BMWならではの「駆けぬける歓び」を凝縮したモデルとして長年プレミアム・スポーツ・セダンのセグメントにおいて世界的なベンチマークとされてきた。
2012年に第6世代目になり、数々の賞を受けている。