マツダの新型「Mazda2(日本名:デミオ)」が、ドイツの権威ある自動車賞のひとつである「ゴールデンステアリングホイール賞(スモールカーカテゴリー)」を受賞した。「デミオ」は日本においても10月に「2014-15 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、これに続く栄冠となった。
ゴールデンステアリングホイール賞は、ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙および自動車専門誌『Auto Bild(アウト・ビルト)』が主催する自動車賞で、今年で39年目という歴史を持つ。読者投票や自動車ジャーナリストなどから構成される審査員の評価に基づいて、カテゴリーごとにその年の最も優れた新型車が選出されるもの。
今回、全カテゴリーの受賞車の中で日本車は「Mazda2」のみとなっている。マツダの受賞は、1985年、1989年の「Mazda323(日本名:ファミリア)」、1992年の「Mazda626(日本名:カペラ)」に続き4回目。
11日(火)にベルリンで行われた受賞式に参加したマツダの素利孝久常務執行役員は、「Mazda2が欧州では発売前であるにもかかわらず、このような素晴らしい賞を受けることができて非常に光栄です。優れたデザイン、運転の楽しさ、そして高い環境性能といったマツダ車の特長がドイツでも評価されたことをうれしく思います」と受賞のよろこびを語った。