ルノー・ジャポンは、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで量販FF車最速タイムを記録した「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーR」と、そのベースモデルとなった「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー」、「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーS」の3車種を日本で発売する。いずれも台数限定での販売となり、導入時期は来春が予定されている。
「トロフィー」は、「シャシーカップ」をベースに、エンジンに5,000回転以上でのトルクの落ち込みを抑えたチューニングが施されたもの。このエンジン特性の変更により、コーナリング中のシフト操作を削減し、結果としてコーナリングスピードの向上を実現。アクラポヴィッチ製の軽量チタンマフラーも採用されている。
この「トロフィー」に、オーリンズ製1ウェイアジャスタブルフロントダンパー、スピードライン製19インチブラックアロイホイール、そしてミシュランパイロットスポーツカップ2を採用したモデルが「トロフィーS」となる。
「トロフィーR」は、さらにコンポジットフロントスプリング、スピードライン製19インチレッドアロイホイールを採用し、2シーターとすることで一層の軽量化が図られたモデルだ。この「トロフィーR」は、ニュルブルクリンクで量販FF車最速となる7分54秒36を記録している(2014年6月現在)。
<「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー」シリーズのモデル/販売台数/価格>
トロフィー/90台/426万円
トロフィーS/60台/477万円
トロフィーR/60台/499万円
※価格は予定
※導入時期は2015年早春