BMWは24日(木)、初の電気駆動プレミアムモデル「i3」が、ニューヨーク国際オートショーにおいて「2014ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」と「2014ワールド・グリーン・カー」の2つの賞を獲得したと発表した。
今年の「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」の選考対象となったのは28モデル。トップクラスのデザイン専門家5人によって構成された審査員団によってその中からまず3モデルに絞り込まれ、その後総勢69名からなる総合審査員団によって「i3」が最終的に選出されたもの。
審査員団はその理由を次のように述べている。「BMW i3はそのデザインによって広々としたスペースと効率性を同時に象徴していますが、それでいながらひと目見ただけで真のBMWであることが伝わってきます。室内空間は驚きと魅力的な印象を与え、まるで現代的なリビングであるかのようです。これはインテリア・デザインにとってまさに飛躍的な進歩と言えるでしょう。それに加えてBMWのデザイナーは、この新たなサブ・ブランドに完全独自の外観を与えることに成功しています」
また、「i3」は同時に「2014ワールド・グリーン・カー」も獲得。このコンテストでは14台の候補モデルから「i3」が選び出されている。審査員団は「i3」について、新たに根本から徹底的に効率性を求めて開発された自動車のひとつであり、外観、構造、駆動の点など多くの点でまったく新しい基準を打ち立てたと評価した。