マクラーレンが、レッドブルの空力部門責任者を獲得するとの報道を認めた。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』がレッドブルの最高技術責任者で天才デザイナーと言われているエイドリアン・ニューイの“右腕”と称すピーター・プロドロモウが、レッドブルを離れるかもしれないと少し前からうわさになっていた。
「彼は私たちと契約を交わした」
そう鈴鹿で打ち明けたのは、マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュだ。しかし、プロドロモウのレッドブルとの契約は2015年までと言われている。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも12日(土)、プロドロモウに関するこの報道を認めた。
「ピーターとは長い間に渡って、楽しい時間を過ごしてきた。彼はこのチームにとって貴重な人材であり、契約もまだだいぶ残っている」
「チームにとどまるよう強要するつもりはない。彼が自らチームを離れる決断をしたのなら、私たちとの契約が切れるときにチームを離れるだろう。でも、まだだいぶ先の話だ」とホーナーは結んだ。