マツダは25日(水)、ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟する全10か国でのマツダ車の販売を行うことが決定したと発表した。
これは、2013年8月にカンボジアの首都プノンペン市にマツダ車のディーラー第1号店がオープンしたことに加えて、2014年前半にミャンマー市場に再参入することが決定したことによるもの。今後ミャンマーでは、本年11月にヤンゴン市に仮店舗を設置し予約受注を開始する予定で、2014年前半にマツダ車のディーラー第1号店をオープンする計画となっている。
マツダでは、すでにタイで『Mazda2(日本名:デミオ)』、『Mazda3(日本名:アクセラ)』、『マツダBT-50』を、マレーシアとベトナムでは『Mazda3』や『CX-5』などを製造しているが、ASEANの自動車市場を牽引するタイ、インドネシア、マレーシアにおける昨年度の販売台数は過去最高を記録した。今回発表したカンボジアとミャンマーは、今後の経済発展および自動車市場の成長が期待されており、マツダでは早期にビジネスを展開することで、確固たるマツダブランドの確立を目指す。