ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、メルセデスAMGがセバスチャン・ベッテル(レッドブル)獲得に向けて動いているといううわさを相手にしなかった。
このうわさは、メルセデスAMGの非常勤会長を務める元F1チャンピオンのニキ・ラウダが、3年連続チャンピオンのベッテル獲得を狙っているというもの。
まず交代すると考えられるのはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だが、2008年のチャンピオンで、現在最も速いドライバーと評価されているハミルトンとベッテルをチームメート同士にすることは難しいとも考えられる。
従って、今年マクラーレンから移籍してきたばかりのハミルトンがチームを出ることもあり得る。
このうわさについて聞かれたハミルトンの答えを『Telegraph(テレグラフ)』が伝えた。
「僕にとっては考える必要のないことだよ」とハミルトンは語り、次のように続けている。「だって、そうなるはずないんだから」
「ニコは前回のレース(F1バーレーンGP)、予選でポールを獲得した。だから明らかに速さがあって、チームに残るに値する」
「僕はチームに来たばかりだが、悪くない結果を出している。だから、僕を入れ替えようと考えるとは思えない」
「こんなことで影響を受けたりしないよ」
「当たり前だよね? 今の状況に大満足だ。きちんとした契約があって素晴らしい弁護士もついているしね。それはメルセデスも同じだよ」とハミルトンは話している。