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F1ボスの贈収賄事件、今月中に決着か

2013年05月12日(日)9:55 am

F1最高責任者バーニー・エクレストンが、ミュンヘンの検察から贈賄の容疑で正式に起訴される可能性もあると『Suddeutsche Zeitung(ズードイチュ・ツァイトゥング)』紙が伝えた。

この事件は、数年前に現在のF1筆頭株主であるCVC(キャピタル・パートナーズ)がF1株式を購入した際に、元銀行家のゲルハルト・グリブコウスキーが、エクレストンから4,400万ドル(約44億円)の賄賂(わいろ)を受け取り、F1株式を不当に過小評価したというもので、すでにグリブコウスキーの収賄罪は有罪が確定している。

記事によると、当局は捜査を完了し、今月中にも結果を公にするという。検察側の起訴が通った場合、裁判は2013年後半から始まるのではないかと見られている。

ミュンヘンの検察もエクレストンの弁護士も『Suddeutsche Zeitung(ズードイチュ・ツァイトゥング)』紙へのコメントを拒んでいる。

『Bloomberg(ブルームバーグ)』は10日(金)に、グリブコウスキーが懲役8年の判決に対する控訴を取り下げたと伝えている。

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