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「メルセデスAMGはハミルトンを勝たせたかっただけ」とレッドブル

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、24日（日）に行われたF1マレーシアGP決勝で3位に入ったものの、もっと勢いのあったチームメートのニコ・ロズベルグに対してチーム代表のロス・ブラウンがそのままの順位をキープするように指示を出していたことで、申し訳なさそうな顔で表彰台の上に立っていた。

「正直に言って、ニコのほうがここにいるべきだと思うよ。彼の方がペースが良かったからね」と語ったハミルトンは次のように続けた。

「ここ（表彰台）に立って気分がいいとは言えないよ」

レース終盤、ロズベルグはチームに対し、ハミルトンを追い抜かせてくれと打診したが、ブラウンからの答えは「拒否する」であった。

ロズベルグはハミルトンに続く4位でゴールしたあと、車両保管所内の所定の位置までクルマをけん引されながら、無線を通じて「これを忘れないでくれよ」と伝えていたが、その後すぐに、チームの決定を理解し尊重すると語った。

だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、メルセデスAMGは明らかに「ナンバー1ドライバー」を前でゴールさせたかっただけだ、と言い放った。