日産、ハイブリッド搭載クロスオーバーのコンセプトカー「レゾナンス」

2013年01月18日(金)12:54 pm

日産が、ハイブリッド搭載のクロスオーバー・コンセプトカー「Resonance(レゾナンス)」を2013年北米国際自動車ショーで世界初披露した。

日産「レゾナンス」写真ギャラリー全11枚

レゾナンスは、スタイルや運転の楽しさを妥協することなく実用性と機能性を求めるアメリカのユーザー向けに日産デザインアメリカで作られたモデル。日産の常務執行役員でチーフ・クリエイティブ・オフィサーの中村史郎氏が開発を指揮している。

特徴的なフロントエンドは、グリルからフードへかけあがるラインの勢いと、アイコニックなブーメランシェイプのヘッドランプが共鳴するVモーションのテーマに基づきデザイン。ボディーサイドは、力強い面表情と先鋭的なラインによってまとめられ、跳ね上げたような形のDピラー周辺へつながる美しいキャラクターラインがアクセントとなっており、先進的でありながらキャビンの広々とした印象を作り出した。

フローティングルーフは、車体全体のしなやかさとエレガントさを表現し、細く寝かせたAピラーに加え、大型全長ガラスパネルが装備。これにより、大きなウインドーやキャビンの十分な空間性を確保しながら流麗なストラクチャーを感じさせる。

インテリアのテーマは「VIPラウンジ」。デザイナーが未来のファーストクラスの宇宙旅行とはどんなものかをイメージし、心地よくありながら高級で、ハイテクでありながら上質なものを目指した。上質なステッチが施された軽く柔らかい革のシートが使用され、洗練された上質感を醸し出している。

コンソール上にはインストルメントパネルが浮かび上がるような構造になっており、ドライバーが情報、エンターテインメント、通信のすべての機能にアクセスできる空間を作り出した。各機能がホログラフィーを使って重なり合うような形で表示され、情報を重要度に応じて区別するため、視覚的な奥行きが出るようになっている。

開放的なグラスルーフにより、周りの景色を一望することができ、フローティングルーフが空間を感じさせるとともに、ルーフ自体に空気のような軽さを感じさせる。室内の広々とした雰囲気は、彫刻的なドアパネルとエレガントで奥行きのあるセンターコンソールの形状によっても高められた。

全輪駆動のレゾナンスには、排気量の少ないガソリンエンジンにモーターとリチウムイオンバッテリー、高度なマネジメントシステムを組み合わせた日産独自の「1モーター2クラッチ」のハイブリッドシステムが搭載。また、日産の次世代エクストロニックCVT(無段変速機)も採用され、運転の楽しみを犠牲にせずに環境を尊重したいというクロスオーバーを操るドライバーの思いを表した。

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