バーレーンGPでザウバーでは、セルジオ・ペレスが11位、小林可夢偉が13位になった。トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが、レースを振り返っている。
ジャンパオロ・ダラーラ
「このレースのカギとなったのは、1周目で順位を下げてしまったことだ。スタートはそれほどよくなかった。その原因は調べてみないといけない。そこから、われわれは順位を取り戻すことができなかった」
「セルジオについては3回タイヤを交換する作戦を予定していた。最初のピットストップでは少し攻撃的に行ったが、競争相手もそれに反応したため、順位を上げることはできなかった」
「カムイ(小林可夢偉)は、2回タイヤを交換する作戦で行こうと決めていた。だが、1回目のピットストップ後に期待していたよりも早くタイヤの性能が低下してしまったため、彼をピットに入れるしかなかった。そのため2回目のピットストップ後に走る周回が長くなってしまい、それで彼ももう一度ピットインするしかなかったんだ」
「結局のところ、今日のわれわれにはそうしたところから挽回(ばんかい)するだけの力が足りなかった」