F1最高権威バーニー・エクレストンが、バーレーンGP開催契約を延長しない可能性があることを認めた。
バーレーンでは、昨年のF1開幕戦と開幕前のテストが予定されていた。しかし、いわゆる「アラブの春」と呼ばれる大規模な反政府運動によって騒乱状態になったため、F1テストとレースは中止された。そして今年は、22日(日)に決勝が予定されている。
だが、バーレーンでは現在も大規模な抗議デモが続いているとされ、先日には死者が出たことも報じられた。これを受け、今年もレースを中止すべきだとの意見が広がっているが、レース主催者側はレース開催の姿勢を崩していない。バーレーンGP開催問題が今後どうなるにせよ、開催契約が延長される可能性は低いようだ。
エクレストンは『BBC』へ次のように話した。
「多分もう(契約は)更新しないだろう。よく見極めなくてはならない」
バーレーンGPの開催契約は、2016年までになっている。