マクラーレンからフェラーリへ移籍し、現在では技術部門の責任者を務めているパット・フライに続いて、複数のエンジニアがフェラーリへ移籍するかもしれない。
マクラーレンで長く実りの多い経歴を重ねたフライは、昨年にフェラーリへ移籍。イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』によると、フライはルパド・ダレカール、ジョナサン・ヒール、イオニス・ベロディス、ローレンス・ホッジ、ジャコモ・トルトラら、かつての同僚たちをマクラーレンからフェラーリに呼び寄せようとしているとのことだ。
また、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、マクラーレンの空力プロジェクト責任者を務めるマーティン・ブドコウスキーもフェラーリ移籍準備が整ったと報じている。
その一方で、ブログ『F1 Enigma(F1エニグマ)』は、ブドコワスキーが「高給の長期休暇」を取っているだけであり、2012年後半には職務に復帰する、というマクラーレンのマネジングディレクター、ジョナサン・ニールのコメントを伝えている。