F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の予選Q1が行われ、角田裕毅(アルファタウリ)がトップタイムでQ1を通過した。
●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッションの結果・開催スケジュール
Q1トップタイムは角田裕毅(アルファタウリ)、2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)だった。
レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅のチームメイトで3戦目のリアム・ローソンは4番手でQ1を突破した。
■角田裕毅がトップタイム!
角田裕毅が素晴らしい走りでトップタイムをマーク!Q1とはいえ「TSU」という省略名がタイミングボードのトップに表示された。
その後、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、リアム・ローソン(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)がタイムを更新したが、角田裕毅のタイムを上回ることはできなかった。
しかも角田裕毅が走行したのは6周。他に走行周回数が6周以下だったのは、ラッセル、オコン、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、そして5周のルイス・ハミルトン(メルセデス)の計7名のみだ。
他の多くのドライバーが8周から9周を走っている中、角田裕毅は集中力を発揮して少ない周回数でタイムを残したことになる。トラフィックがひどい中、チームも渋滞を避けて良い仕事をした。
■ストロールが大クラッシュで赤旗
最終アタックをしていたランス・ストロール(アストンマーティン)が最終コーナーで大クラッシュ!すぐに赤旗が出されセッションは即時終了となった。そのため最終アタックをしていた多くのドライバーがタイムを更新できなかった。
コース上に止まったストロールのマシン撤去とコース清掃のため、予選Q2の開始時間は遅れていたが、日本時間22時53分に再開すると発表された。
■【予選Q1】F1シンガポールGP
1 角田裕毅(アルファタウリ)
2 セルジオ・ペレス(レッドブル)
3 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
4 リアム・ローソン(アルファタウリ)
5 ケビン・マグヌッセン(ハース)
6 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
7 カルロス・サインツ(フェラーリ)
8 エステバン・オコン(アルピーヌ)
9 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
11 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
12 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
13 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
14 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
15 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
■予選Q1敗退
16 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
17 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
18 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
19 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
20 ランス・ストロール(アストンマーティン)