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ロバート・クビサ「ウィリアムズだけが選択肢ではない」

2018年09月20日(木)5:15 am

ロバート・クビサが、フルタイムドライバーとしてF1復帰することを目指すにあたって、ウィリアムズ以外に移籍する可能性もあると示唆した。

■来季F1復帰の可能性が高まったクビサ

現在ウィリアムズのリザーブ兼テストドライバーを務めているクビサだが、最近ではウィリアムズで来季F1復帰を果たす可能性が大きくなったと考えられている。

それは、現在ウィリアムズのドライバーを務めるランス・ストロールの父親がフォース・インディアの新オーナーとなったことから、ストロールがいずれフォース・インディアへ移籍することになるのが確実な状況となっているためだ。

ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは、その場合にはクビサ昇格の可能性が高いだろうと認める発言をしている。

■ウィリアムズしか選択肢がないわけではないとクビサ

だが、クビサ本人はウィリアムズ以外に活路を見いだすチャンスをも見据えているようだ。

「僕の観点からすれば、それほど大きく変わったものはないんだ」

母国ポーランドの『Sokolim Okiem(ソコリム・オキエム)』にそう語った33歳のクビサは次のように続けた。

「今後数日、あるいは数週間が僕にとっては重要になると思う。来年どうするかを決めることになるからね」

「間違っているかもしれないけれど、ウィリアムズには僕とは異なる優先事項があると思っている」

「どうして誰もが僕とこのチームだけを結び付けようとするのか分からないよ」

■レッドブルと話をしたことはない

実際のところ、レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコは、少し前にクビサもトロロッソのドライバー候補のひとりだと示唆するような発言をしていた。

しかし、この件について質問されたクビサは、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に次のように答えた。

「そんなの初耳だよ。僕はマルコ博士から連絡など受けていないんだ。だからそういう可能性があるなんて考えてもいないよ」

「だけど、彼も僕がどこにいるかは知っているわけだし、もし彼が望むなら話はできるよ」

■ウィリアムズのシートが空けばそこに座る

とはいえ、クビサもすでに2019年のF1シートも空きがどんどん少なくなってきていることは分かっている。クビサは今シーズンが終わる前に来季どうなるかが決まることを期待していると次のように続けた。

「現時点では僕はまだウィリアムズとの契約に縛られているけれど、今後どうなるか様子を見よう」

「彼ら(ウィリアムズ)としてはずっと僕がいるものだと思っているかもしれないけれど、僕は自動的にここにいるわけじゃないよ」

「僕の姿勢は3か月前も3週間前も3日前も同じなんだ。もしウィリアムズのシートがひとつ空けば、僕はそこに座ることになるだろう。そうなるかどうかは僕が決めることではないけれどね」

■長期的に満足できる目標を見つけたい

クビサはウィリアムズ以外への移籍も視野に入れていることをあらためて示唆し、次のように続けた。

「ああ、何が僕に一番の満足を提供してくれるかを知りたいと思っている」

「僕は最も満足できる目標を見つけたいと思っているんだ。それは必ずしも短期間ではなく、長期に向けてね」

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