Hondaは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2017年北米国際自動車ショー(一般公開日:1月14日〜22日)にて、北米向けミニバンの新型「ODYSSEY(オデッセイ)」を今春の発売に先駆けて世界初披露した。
北米向けオデッセイは、1994年のデビュー以来、これまでに米国内で累計約250万台を販売。先代モデルがフルモデルチェンジした2010年以降も、米国におけるミニバン販売台数で7年連続第1位を記録している。
■3.5L V6、10速オートマ採用
5代目となる北米向け新型オデッセイは、3.5L V6直噴i-VTECエンジンに、Hondaが独自に開発した10速オートマチックトランスミッションをミニバンとして初めて採用し、力強い走りと共に、滑らかな加速感を実現。また、主要グレードに、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備している。
多様なシートアレンジを可能にする「Magic Slide(マジックスライド)」や、マイク、スピーカー、赤外線カメラなどを使い、広い室内空間で離れて座る乗員同士を「つなげる」機能を追加した。
ほかにも、軽量化と車体剛性を両立させたボディー、ハンドリングの精密さと乗り心地を追求したシャシー、クラス最大の荷室容量、存在感のあるエクステリアデザインなど、最上級のミニバンを目指して開発した。
ホンダR&Dアメリカズで開発され、米国アラバマ工場で生産される。また、新開発の10速オートマチックトランスミッションは、ジョージア州タラプーサのトランスミッション工場で生産される。
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