メルセデス・ベンツ日本は、EクラスおよびCLSクラスに4気筒クリーンディーゼル搭載モデルを追加設定した。価格はEクラスが599万円から724万円、CLSクラスが765万円と791万円となる。
メルセデス・ベンツの「ブルーテック」は、排出ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物を大幅に削減する尿素SCRディーゼル排出ガス処理システムを備えたクリーンディーゼルエンジンだ。これにより、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現している。
今回、EクラスとCSLクラスの6モデルに、2.2リッター直列4気筒ブルーテックエンジン搭載モデルがラインアップされた。ピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールダイレクトインジェクションや、低回転時からの素早いレスポンスと高回転時の大きなパワーをもたらす2ステージターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力177PS、最大トルク400Nmという力強い動力性能と優れた燃費経済性を両立。JC08モードでは18.6km/Lを実現している。
なお、今回のモデル追加に伴い、「E 250」、「E 250ステーションワゴン」は廃止となる。
<「Eクラス」ブルーテック搭載モデルと価格>
E220 ブルーテック:599万円
E220 ブルーテック・アバンギャルド:687万円
E220 ブルーテック・ステーションワゴン:634万円
E220ブルーテック・ステーションワゴン・アバンギャルド:724万円
<「CLSクラス」ブルーテック搭載モデルと価格>
CLS220ブルーテック:765万円
CLS220ブルーテック・シューティングブレーク:791万円