ハイブリッドや電気自動車(EV)など急速に進化している自動車だが、いよいよ車は空を飛ぶのが当たり前の時代がすぐそこまでやってきているかもしれない。
先日、ワールドプレミアでお披露目された空飛ぶ車は「Aero Mobile 3.0」。
スロバキアに本社を構えるこのAeroMobile社は、なんと1990年から空飛ぶ自動車の開発をしており、今回発表された「Aero Mobile 3.0」の完成度はかなり高い。
■Aero Mobileの歴史(■写真で見る>>)
1990-1994 Aero Mobile 1.0
1995-2010 Aero Mobile 2.0
2010-2013 Aero Mobile 2.5
2014.10.29 ワールドプレミア Aero Mobile 3.0 お披露目
航空機用のエンジンを搭載し、ウィングは折りたたみ式。後方には大きなプロペラがついているが、普通の道路を自動車として走行可能だ。
■規格(カッコ内は車の場合)
エンジン Rotax912
ウィング 折りたたみ式
最高速度 200 km/h以上(160 km/h以上)
最低速度 60km/h
離陸速度 130km/h
航続距離 700km(走行距離875km)
燃費 15L/h(8L/100km=1L/12.5km)
構造 スチールフレームワーク&カーボンコーティング
横幅 8320 mm(2240 mm)
長さ 6000 mm(6000 mm)
人数 2人乗り
コクピット兼運転席は、飛行機のコクピットと自動車の運転席のハイブリッド型とも言える近未来型。数多くの計器類が並んでおり、コクピットに乗っているだけでワクワクしそうだ。
■カッコいい近未来なコックピットを写真で見る>>
■Aero Mobile 3.0の走行&飛行動画はこちら。走行から離着陸まで。
■1世代前のAero Mobile 2.5の走行&飛行動画はこちら。