BMWが、新型「4シリーズ・クーペ」のラインアップに、中核モデルとなる高効率ガソリン・エンジン搭載の「420i」を追加して29日(水)に発売。価格は497万円から519万円になっている。
新型4シリーズ・クーペは、BMWならではのショート・オーバーハング、ロング・エンジン・フード、そして、流れるようなルーフラインにより、完璧なまでに美しくエレガントなプロポーションを形成。また、左右に大きく開いた大型エア・インテークを備えたフロント・エプロン等の特徴的なデザインとともに、ワイドで低く構えたスタンスがパワフルな存在感と卓越したスポーツ性を強調している。
ドライビング・ダイナミクスにおいても、現行BMWモデルで最も低い重心位置が、約50:50の理想的な前後重量配分とあいまって、BMW特有のスポーティーで俊敏なハンドリング性能をさらに向上させ、圧倒的にダイナミックな走りを可能にした。また、装備面では、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を全車標準装備するなど、優れた安全性を実現している。
新型420iクーペに搭載されるエンジンは2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンで、最高出力135kW(184ps)/5,000rpmおよび最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,250-4,500rpmを発生、低回転から広い回転域で最大トルクを発生させる。さらに、エンジン本体の高い環境性能に加え、高効率8速オートマチック・スポーツ・トランスミッション、無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オート・スタート/ストップ機能等の先進技術を数多く採用し、ダイナミックな走りを提供しながらも、燃料消費率(JC08モード)16.4km/lを実現した。
<BMW「420iクーペ」モデルと価格>
モデル/価格
420iクーペ・スポーツ/497万円
420iクーペ・ラグジュアリー/519万円
420iクーペMスポーツ/517万円
※エンジンはいずれも2リッター直列4気筒ツインパワー・ターボ、変速は8速スポーツAT