フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、コンパクトハッチバック「ポロ」に、ポロ史上最高となる低燃費を実現した「ポロ・ブルーGT」を新たに導入し、10日(水)に発売。価格は、263万円になっている。
ポロ・ブルーGTは、「ポロ GTI」と「ポロ TSIハイライン」の間を埋めるモデルとして、高い動力性能とポロ史上最高の低燃費の双方を兼備。“BlueMotion MeetsGTI”をコンセプトに開発されたこのクルマは、新型「ゴルフ TSI ハイライン」と同じ気筒休止エンジン1.4 TSI アクティブシリンダーマネジメント(ACT)を「ポロ」として初めて採用し、7速DSGと組み合わせている。
ポロ GTIに匹敵する 250Nm という、自然吸気エンジンの 2.5リッタークラスに相当する強力なトルクを、わずか 1,500rpm から発生、最高速は210km/h に達すると同時に、従来のポロが史上最高の燃費としていた 1.2 TSI コンフォートラインの 21.2km/l(JC08 モード)を上回る、21.3km/l(JC08 モード)という優れた低燃費を実現。この結果、ポロ・ブルーGTは、エコカー減税(75%減税)適用車両となります。
低燃費を実現するために、1.4TSI ACTエンジンは、大きなパワーを必要としない時は、4気筒のうち2気筒を休止。また、ダウンサイジング(小排気量+直噴&過給システム)、ブルーモーション テクノロジー(スタート/ストップシステム、ブレーキエネルギー回生システム)、エアロダイナミクスを向上させるための専用エクステリアやアンダーボディトリムの採用などにより、ポロ史上最高の低燃費を実現した。一方、ポロ GTIゆずりのリヤスポイラーやディフューザー付リヤバンパー、デュアルエキゾーストパイプなどの採用により、スポーティーなイメージを高めつつ、15mm車高を落としたスポーツサスペンションや 17 インチアルミホイール、電子制御式ディファレンシャルロック”XDS”などにより、ハンドリング性能も大幅に向上させている。
インテリアでもポロ・ブルーGTは、機能/デザイン面で大きくアップグレード。シートにはテーマカラーのブルーが配色された専用のアルカンターラ&ファブリックのスポーツシートを採用し、「ポロ」シリーズの中でも唯一装備されたクルーズコントロールや、GT エンブレム入りの専用レザー3本スポークステアリングホイール、グレーステッチ入りのレザーハンドブレーキグリップやシフトノブを装備し、高い機能性を持たせた。
<フォルクスワーゲン「ポロ・ブルーGT」専用装備>
■エクステリア(フロントグリル、フロント&リアバンパー、リアスポイラー、ブラックドアミラー)
■アルカンターラ&ファブリックシート
■レザー3本スポークステアリングホイール
■レザーハンドブレーキグリップ(グレーステッチ)
■レザーシフトノブ(グレーステッチ)
■クルーズコントロール
■スポーツサスペンション
■デュアルエキゾーストパイプ
■215/40R17タイヤ/7Jx17アルミホイール(10ツインスポーク)