日産は、オリンピックのゴールドメダリストであるウサイン・ボルトに、GT-Rのブランドアンバサダーとしての貢献に感謝の意を込め、ゴールドのカラーリングを施した特別なGT-Rを贈呈した。
"世界最速の男"と称されるボルトは、2012年4月よりグローバルに展開している「日産グローバル・ブランド・キャンペーン」において、日産ブランドの認知を高める大きな役割を果たしてきた。昨年には、ボルトと日産が「ボルト・ゴールド」のGT-Rを披露。この特別なGT-Rは、チャリティーオークションに出品され、オークションで得られた収益は、慈善活動のためにすべてウサイン・ボルト財団に寄付された。
今回、ボルトに贈呈したゴールドのGT-Rは2013年モデルのGT-Rをベースとし、ボルトが2012年10月に日産を訪れ、GT-Rをテストドライブした際に計測したさまざまなデータをもとに、ボルトのドライビングスタイルに合わせたチューニングが施されている。
また、華やかなホワイトのインテリア、BOSEオーディオシステムに加え、特別にハイパーチタニウムカラーコートを施したRAYSの10本スポーク鍛造アルミホイールを採用することで、エクステリアも華やかにチューン。このモデルのエクステリアカラーやインテリア、アルミホイールの仕様などは、ボルト自身が選んだという。
贈呈式典は、ボルトがトレーニングを行う母国ジャマイカにあるホームトラックで行われ、日産ラテンアメリカ&カリビアン副社長のホセ・ロマーンよりゴールドGT-Rがボルトに贈呈された。
ゴールドGT-Rは世界に2台のみ。1台はボルトがオーナーとなり、もう1台は前述のチャリティーオークションの落札者に2013年夏ごろに納車される予定だ。