マクラーレン・オートモーティブが27日(金)、次世代スーパーカー「P1」をパリ・モーターショーで公開し、画像とさらなるデータを発表した。
マクラーレンの発表によると、空力を優先してデザインが行われたことにより、最高速で走行時に600kgのダウンフォースを発生。これは、同社の市販車12Cの5倍に相当し、ほかのスーパーカーよりもはるかに大きな数字であるという。P1が発生するダウンフォースは、レーシングカーである12C GT3に近いものであると同社は説明している。
この大きなダウンフォースに加え、パワー・ウエイトレシオは1トン当たり600馬力を超える。また、F1のKERS(運動エネルギー回生システム)やDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を取り入れた技術も搭載されており、まるでレーシングカーのようなパフォーマンスを実現する。
パワートレインなど、技術面の詳細は2013年初頭に発表され、その直後に発売。納車は2013年の後半になる予定だ。イギリスでの報道によると、価格は70万から80万(約8,800万円から約1億円)になると伝えられている。