欧州日産が3日(木)、小型クロスオーバーの「ジューク」に「GT-R」のパワートレインを搭載した「ジューク-R」をごく少数のみ限定販売すると発表した。
ジューク-Rは、ジュークにGT-Rのエンジンなどを移植し、「世界最速のクロスオーバー」として話題になったコンセプトモデル。当初は2010年仕様のエンジンが搭載され、最高出力は480psだったが、市販モデルは最高出力が545ps、最高速が時速160マイル(時速約257km)になると欧州日産は発表している。
欧州日産によると、すでに市販モデルの生産が始まっており、今夏の終わりごろに、まずは3台がユーザーのもとへ届けられるという。『insideline.com』によると、この3台はドバイなどからの注文だったようだ。さらに『insideline.com』は、北米日産の広報担当でもあるデビッド・ロイター副社長の話として、価格は59万ドル(4,700万円)前後だと伝えている。