日産が25日(水)、ハイブリッドを採用した新型「シーマ」を発表。価格は735万円から840万円。5月21日(月)に発売される。
パワートレインには日産独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェント・デュアル・クラッチ・コントロール」を採用。16.6km/L(JC08モード)というクラストップレベルの低燃費と、優れた加速性能を両立した。
3.5リッターのハイブリッド専用V6エンジン「VQ35HR」は、最高出力が225kW(306PS)/6800rpm、最大トルクは350N・m(35.7kgf・m)/5000rpm。このエンジンに最高出力50kW(68PS)、最大トルク270N・m(27.5kgf・m)の高性能モーター「HM34」と、高出力で素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、さまざまな走行シーンで、効率がよくパワフルな走りを実現している。
エクステリアは、大型グリルやメッキモールをあしらったバンパーによる存在感のあるフロントマスクと、3メートルを超えるロングホイールベースがもたらす伸びやかなサイドビューにより、車格感のある「シーマ」らしいデザインとした。
また、新しくチューニングを重ねたコンフォートサスペンションや、日産初の採用となる吸音タイヤ、後席をより重視したチューニングを施したアクティブノイズコントロールを搭載するなど、上質な乗り心地と高い静粛性を実現。加えて、クラストップレベルのニールームを実現した後席には、フロントシートヘッドレスト一体型の7インチワイドディスプレーや、読書灯、バニティミラー、サンシェード等の快適装備をふんだんに採用した。
なお、新型シーマはエコカー減税で自動車取得税と自動車重量税が免税。エコカー補助金の対象にもなっている。