モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、マルシャのマックス・チルトンは初日19番手、ジュール・ビアンキは初日22番手、控えドライバーであるロドルフォ・ゴンザレスはフリー走行1回目で22番手だった。
【結果】F1第12戦イタリアGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■マックス・チルトン(フリー走行1回目20番手/フリー走行2回目19番手)
「走行初日から、十分満足だよ。両セッションともスムーズに行ったし、午前も午後もかなりマシンをよくすることができた。僕らと近接するライバルより前で今日を終えられたのは、そのごほうびだね」
「モンツァ用のパッケージを、よりサーキットに合わせようと多くのことに取り組んだ。何しろ低ダウンフォースのコースでは、このマシンの長所を生かせたためしがないんだ。でもセットアップの方向性が正しかったせいか、バランスは良好だ。この勢いを、今週末ずっと持続させたいものだよ」
■ジュール・ビアンキ(フリー走行1回目走行せず/フリー走行2回目22番手)
「今日はフラストレーションがたまる1日だった。午後のフリー走行1回だけでは、やれることに限りがある。だから懸命に攻めたけど、自分を追い込み過ぎたかな。いくつかミスを犯したよ。安定性を犠牲にしてしまったみたいだ。今日のプログラムは完結したけど、自分もマシンも、全然実力を出し切っていない気がするんだ」
「今日はずいぶん暖かかったね。でも今週末、後半に向けて天気が変わる可能性が高いから、ほかのシナリオにも備えなくてはいけない。今夜がんばって、もう少しほかに追い付ければと思ってる。明日はもっと順調な1日にしたいよ」
■ロドルフォ・ゴンサレス(フリー走行1回目22番手)
「モンツァのような伝統のサーキットで午前のフリー走行1回目を任されるなんて光栄だよ。実に美しいサーキットで、F1を走らせるには持ってこいだ。僕の役目は、もっぱら空力だった。モンツァ用に施したセットアップをチームが分析できるようにするのが目的だ。すべては予定通りに事が運んだから、僕も満足だ。僕のフィードバックが今週末、チームの前進に役立ったらいいね」