ジュール・ビアンキが、フォース・インディアの今季F1ドライバー候補最有力に躍り出た。
ビアンキは23歳のフランス人で、昨年フォース・インディアのリザーブドライバーを務めていたが、今週ヘレス・サーキットで行われているF1シーズン前テストに招集された。
フォース・インディアは、2013年型車VJM06を発表したものの、出席したドライバーはポール・ディ・レスタだけだった。チーム役員も、ビアンキがディ・レスタのチームメート候補であることを認めている。
ビアンキは、フェラーリの育成ドライバーであることから、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは1月にこう話していた。「ビアンキのためにF1での役割を見つけようとしているところだ。何かニュースがあれば、そのときお知らせするよ」
フォース・インディアも、ビアンキが8日(金)にヘレスでVJM06を走らせることを認めた。
「ジュールは、昨年のマシンとVJM06を比較してチームのエンジニアにフィードバックできるだろう」とチームは述べている。
フォース・インディアのドライバーについては、小林可夢偉も候補になっているとのうわさがある。