ホンダは12月12日(月)、「2023モータースポーツ活動計画発表」を東京・青山本社で行い、2023年はスーパー・フォーミュラに参戦するリアム・ローソンが登壇した。
■ローソン、日本で活躍してF1参戦を目指す
ニュージーランド出身のリアム・ローソン(20歳)は、2019年からレッドブル・ジュニア・チームのドライバーとしてF3に参戦を開始し、今年で2年目のF2はランキング3位だった。すでにレッドブルF1でもフリー走行1回目に出場するなど、レッドブル・ジュニアとしても次世代F1ドライバーの最有力候補だ。
チャンピオンチームのTEAM MUGENから参戦するローソンは、チームメートで2年連続チャンピオンの野尻智紀に挑むことになる。
初めて鈴鹿サーキットでテストをしたスーパー・フォーミュラについては、「本当に楽しかった。F2と比較するとステップアップしたように感じるし、クルマも速くダウンフォースがすごい、首のトレーニングが大事だね」と語った。
また、F1について聞かれると「F1は最終的な夢だ。まずはスーパー・フォーミュラのチャンピオン獲得が目標。集中して良い結果を残したい」と力強く語った。ローソンは、ピエール・ガスリーと同じようにスーパー・フォーミュラで活躍することでF1参戦を目指すことになる。