F1ブラジルGPの開催地が2021年からリオデジャネイロに移る可能性がさらに高まってきたと報じられている。
24日(月)にブラジルの首都ブラジリアでF1最高責任者のチェイス・キャリーと会ったことを明らかにしたブラジル大統領ジャイール・ボルソナーロは『Globo(グローボ)』に次のように語った。
「我々がF1を失うことはない」
「サンパウロの契約は来年で切れるし、彼ら(F1)はリオデジャネイロに行くことを決めている。そうなるか、あるいはブラジルでのF1が終わりを迎えるかだ」
「リオデジャネイロで2021年からF1を開催できるチャンスは99%かそれ以上だ」
だが、このボルソナーロの発言に対し、現在ブラジルGPを開催しているインテルラゴス・サーキットを擁するサンパウロ州のジョアオ・ドリア知事は次のようにやり返している。
「我々はサンパウロでのF1開催をあきらめることはない」
「我々はリオデジャネイロには敬意を払っている。だが、私から見れば経済的に実現可能だとは思えない」
そう語ったドリアは次のように付け加えた。
「それに、ドライバーたちからの反応もあるだろうと予想しているよ。彼らはインテルラゴスが世界でも5本の指に入る最高のレースサーキットであることを理解しているからね」