10日(金)、今シーズン2回目のF1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)4日目、開幕前テストの全日程が終了した。あとは開幕戦を待つのみだ。
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■1年前より4秒速く
最終日に1分18.634秒を叩きだしたフェラーリのキミ・ライコネン。2017年の新車でベストタイムを記録した。1年前のテスト時に自身が記録したベストタイム1分22.765秒より約4秒速くなった。
また、2016年のF1スペインGP予選でポールポジションを獲ったルイス・ハミルトンが1分22.000秒で、そこからも約3.4秒速くなっている。
■ライコネンより速いのは当時フェラーリのフェリペ・マッサ
しかし、そのキミ・ライコネンよりも速い記録タイム保持者がいる。フェリペ・マッサだ。2008年、当時フェラーリのフェリペ・マッサがテストで記録したタイムは1分18.339秒というテスト中のベストタイムだ。今年のマッサが速い理由もうなづける。
ちなみに、レース中の公式レコードタイムは1分21.670秒を出した2008年のキミ・ライコネン(フェラーリ)で、予選中のベストタイムは2009年のルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP・メルセデス)が出した1分19.957秒となっている。
■バルセロナ・カタルーニャサーキットの記録
●レース中の公式レコードタイム:1.21.670/2008年キミ・ライコネン(フェラーリ)
●予選中のベストタイム:1.19.957/2009年ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP・メルセデス)
●テスト中のベストタイム:1.18.339/2008年フェリペ・マッサ(フェラーリ)
<参考>
●2016年テスト中のベストタイム:1.22.765/キミ・ライコネン(フェラーリ)
●2016年の予選タイム:1.22.000/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)
●2017年テスト中のベストタイム:1.18.634/キミ・ライコネン(フェラーリ)
■【画像】2008年フェリペ・マッサ(フェラーリ)
2016 vs 2017. It will be a fantastic season! #F1Testing pic.twitter.com/0QEGJSW48v
— Circuit BCN-CAT (@Circuitcat_eng) 2017年3月10日