F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、汚職容疑裁判の証人に召喚されることになったと報じられている。
かつて2008年から2012年までF1ヨーロッパGPを開催していたスペインの港町バレンシアで、当時レース運営に携わっていた関係職員が、公金横領や着服といった汚職容疑で裁判にかけられることになっている。
そして、このほどスペインの『EFE通信』が報じたところによれば、エクレストンを含む14名の証人がバレンシア地区高等裁判所で証言を求められることになったという。
『EFE通信』によれば、84歳となるエクレストンは「実際に出廷するか、あるいはテレビ会議形式で」証言を行うことになるだろうという。
2014年にはドイツで行われた自身の汚職容疑裁判を1億ドル(当時のレートで約103億円)の和解金を支払って決着させたことが話題となったエクレストンだが、今度は証人として法廷に立つことになる。