13日(金)に行われた2015年F1開幕戦の金曜フリー走行2回目でクラッシュを喫したマクラーレン・ホンダのケビン・マグヌッセンが、すぐにその責任は自分にあると認めた。
マグヌッセンは、2月にバルセロナで行われたテスト走行中のクラッシュにより欠場することとなったフェルナンド・アロンソの代役として開幕戦のオーストラリアGPに臨んでいる。
だが、フリー走行2回目が開始されて15分ほどたったところでマグヌッセンもクラッシュに見舞われてしまう。ターン6の入り口でリアを振られたマグヌッセンのクルマは、そのまま体勢を立て直すことができず、グラベルを突っ切って左側面からタイヤバリアにぶつかってしまった
赤旗によるセッション中断の原因となったそのクラッシュについて、パドックに戻ってきたマグヌッセンは最初テレビ局『Sky(スカイ)』に対し、あのときマクラーレン・ホンダMP4-30のコントロールが失われたことには「驚いた」と語り、「データを調べてみる」と付け加えていた。
そのクラッシュの模様を見ていたロータスの控えドライバーであるジョリオン・パーマーも、あれは「少しばかり奇妙な事故だった」と語っている。
だが、マグヌッセンはその後すぐにツイッターを通じて「あのクラッシュは僕のミスによるものだ」とコメントし、次のように付け加えた。
「(コーナーの)入り口でリアを失ってしまい、不運なことに壁にぶつかってしまい、左フロントに損傷を負ってしまったんだ」