スバルは、レガシィ「アウトバック」と「B4」をフルモデルチェンジし、24日(金)に発売した。価格は「アウトバック」が313万2,000円から340万2,000円、「B4」が286万2,000円から307万8,000円となる。
エクステリアは、バンパー一体となるヘキサゴングリルとホークアイヘッドランプによるスバルのファミリーフェースを継承しつつ、フロントノーズから始まる立体的な造形をボディーへ連続させることで、よりダイナミックで表情豊かな造形表現を実現している。リヤコンビランプにもヘッドランプと共通のモチーフを採用することで前後のイメージ統一が図られた。
「アウトバック」ではアウトドアギアとしての機能性やタフ&ラギッドさを残しながらも車格にふさわしい上質感が加えられ、上級クロスオーバーとしての存在感をアピール。「B4」は、ボリューム感のあるフォルムと伸びやかなキャラクターラインにより、スポーティで高品位なスタイリングが施され、たくましさと俊敏な走りの両面が表現されている。
インテリアにおいては、「コンフォート&スポーティ」をデザインテーマとし、上質さ、快適さを格段に向上させながら、スポーティなドライバーズエリアやインフォテイメントの楽しさを提供する新世代インテリアの実現が目指されている。立体感のある筒型2眼メーターを採用し、メーター中央にはアイサイトやSI-DRIVEの作動状況を表示する大型カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを搭載。上級グレードには先進的な印象を高めるメーターリング照明が設定されたほか、ソフトパッド化されたダッシュボードやクッション厚を増したアームレストなど、各部の素材や触感にまでこだわったスバルのフラッグシップにふさわしいインテリア品質とされた。
搭載されるエンジンは新開発の2.5リッター水平対向4気筒DOHCとなる。従来型のFB25型水平対向エンジンの約8割の部品が新設計され、吸排気系、燃焼系を中心に大幅な改善が行われ、実用域での扱いやすさや軽快な走りを維持しながら、燃費性能の向上も実現している。このエンジンに組み合わされるリニアトロニック(CVT)には、アクセル開度によって変速特性を切り替えるオートステップ変速制御が採用されたほか、6速マニュアルモードのパドルシフトも備えられ、ドライバーの思い通りに動く軽快な走りを実現している。
≪新型レガシィ「アウトバック」と「B4」のモデルと価格≫
アウトバック/313万2,000円
アウトバック リミテッド/340万2,000円
B4/286万2,000円
B4リミテッド/307万8,000円