カルロス・サインツ(フェラーリ)はレッドブルではなく、アウディ傘下のザウバーに移籍する可能性が高いようだ。
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レッドブル陣営が「彼と話している」と認めたにもかかわらず、これはレッドブルのオーストリア人トップF1コンサルタント、ヘルムート・マルコ博士の口から直接伝えられたニュースだ。
レッドブルのジュニアプログラムを通じてサインツをF1に引き入れたマルコは「彼はF1で最も好調なシーズンを送っている」と語った。現在29歳のスペイン人ドライバーはその後、ルノー、マクラーレンを経てフェラーリに移籍した。
しかし、サインツは2025年にフェラーリから解雇され、現在はアウディ、メルセデス、さらにはセルジオ・ペレスの後任候補としてレッドブルとも噂されている。
■ペレスは最高潮
「チェコ(ペレス)が我々のために移籍して以来、最高のシーズンを送っているのは明らかだ」と80歳のマルコは言う。
「もし彼が日本での予選のようなパフォーマンスを維持することができれば、2025年に向けての最良の選択肢となることは間違いない」
「彼は努力家であり、昨年彼が選択したセットアップの根本的な方向性が間違っていたことにも今は気づいている。今、クルマはマックスのセットアップに非常に近づいており、それが彼を助けている」。
そのため、マルコはレッドブル・レーシングにサインツの居場所はないと考えているが、話し合いはしていることを認めている。
「彼とは話をしている。しかし、彼はアウディから非常に有利なオファーを受けており、われわれはそれを上回ることはできない」
「トロロッソ時代から彼のことは知っているが、彼ではなくフェルスタッペンに信頼を置いていた時、彼はとても傷ついていた」とマルコは語った。