今週末の鈴鹿では、トップチームのレッドブルとフェラーリを含む複数のF1チームが大幅なマシンアップグレードを導入した。
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■各チームの開発戦略の違いで激戦へ
マックス・フェルスタッペン陣営に近い情報源を持つオランダの有力紙『De Telegraaf(テレグラーフ)』は、レッドブルは日本で「大幅なアップデートパッケージ」の恩恵を受けるだろうと伝えている。
また、イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』は、フェラーリのアップデートは「リアサスペンションの小さな変更」であり、ヨーロッパラウンド開幕戦となるイモラで、より大きな変更パッケージが予定されていると伝えている。
レッドブルは、鈴鹿の高速テクニカルカーブでマシンが輝くだろうと予想されている。F1オーストラリアGPではカルロス・サインツが優勝し、フェラーリはワンツーフィニッシュを飾った後だが、油断はしていない。
「他のチームは明らかに差を縮めているよ」とセルジオ・ペレス(レッドブル)は水曜日にF1東京フェスティバルで語った。
「特に予選では、0.5秒差になることが多い。だから、0.1秒か0.2秒差で大きな差が生まれるんだ。それは予選だけでなく、決勝レースにも当てはまる」。