バーレーンの国営ファンド、『Mumtalakat(ムムタラカット)』によるマクラーレン・チームの100%買収後も、引き続きザック・ブラウンがチームを率いることが先日発表された。
マクラーレン・グループは声明の中で、バーレーンが現在「グループの株式資本の完全な所有権を持っている」と明らかにした。このグループには、有名なF1チームだけでなく、そのロードカーおよびその他のビジネスも含まれている。
この発表に先立ち、マクラーレンF1チームのCEOであるザック・ブラウンは、2030年までそのポジションに留まるために彼の契約を延長したと述べた。
マクラーレンは、ニュージーランド人のブルース・マクラーレンによって設立され、F1で最も古い現役イギリスチームとして知られているが、チャンピオンを目指すには更なる大型投資が必要と判断したのかもしれない。
2023年初め、『Forbes(フォーブス)』はマクラーレンのF1チームの現在の価値を22億ドル(約3,150億円)と見積もっていた。