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母国GPリカルド、タイム抹消に落胆「何か壊したら気持ちが落ち着くかな」マシンには“何か”が足りない

2024年03月24日(日)5:40 am

F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバート・パーク・サーキット)の予選を終えて、ダニエル・リカルド(RB)が次のように語った。

●【F1第3戦オーストラリアGP】スターティンググリッドや予選Q1-Q2-Q3のタイム結果

Q1では、チームメイトの角田裕毅はトップから+0.625秒の8番手、リカルドは同+0.735秒の12番手タイムでRB F1は2台ともQ1突破と思われたものの、リカルドはトラックリミット違反でタイムが抹消されてしまい、母国GPでQ1敗退となってしまった。

リカルドは、その時の状況を次のように語った。

■限界まで挑戦したけど・・・

「ターン4ではスライドしながら限界までクルマを走らせようと戦っていたのは分かっていたし、あのラップではちょっとワイドに流れてしまったんだ。出口で思ったより縁石を使ったことは分かっていたけれど、それがトラックからはみ出してしまったかどうかは分からなかった」

「ガレージに戻ってピエールから(トラックリミット違反で)ラップが削除されたことを聞かされるまで、ターン5と6のことについてはすっかり忘れていたんだ」

「サウジの週末を終えて、チームはすごく頑張ってくれたし、新しいパーツもいくつか持ってきて、見た目も良くなっていたよ」

■クルマの感触はいいけどまだ何かが足りない

リカルドは自分の走りには満足しているものの、思ったよりタイムが伸びなかったことから、経験上、何かの改善が必要と考えているようだ。

「ラインを通過した時は、自分の持てる力をすべて出し切って、できることはすべてやったという感じだった。ラップに(走り)は満足しているけれど、ストップウォッチ(タイムの順位)ではあの位置だったし、あの周の走りでもまだ遅かったから、ちょっと疑問があるんだ。経験上、予選で何ラップもしてきたから、自分の位置は分かるんだ。まだ何か足りないと感じているんだ」

「この週末はずっと苦戦しているけど、特定の問題点はないんだ。クルマの感じはいいし、バランスやブレーキングにも慣れてる。だからスターティンググリッドの位置が本当に悔しい」

■何かを壊したら気持ちが落ち着くかな

「明日は長いレースになるだろうね。多分2ストップ戦略かな。それで少しはチャンスが増えるかもね」

「何かに怒りをぶつけて少しスッキリした感じだよ。おそらくドライバールームの何かが壊れるだろうけど、それで気持ちが落ち着くと思うよ」。

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