F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン国際サーキット)決勝レースで、メルセデスF1のアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリング・ディレクター)は、オーバーヒートやバランスに問題を抱えていたと語った。
●【2024F1第1戦バーレーンGP】決勝レースタイム、タイム差、周回数
■オーバーヒートが原因で様々な問題
「今日は圧倒され、フラストレーションのたまるレースだった。序盤からオーバーヒートの問題に悩まされ、グランプリの大半を通してその対応に追われた。その結果、ドライバーたちは余分なリフト&コースト(ストレートで早めにアクセルを離すペダル操作)を強いられ、タイヤの温度が下がってしまった」
「彼らは全力を尽くして対処し、ジョージ(ラッセル)は後方の選手から果敢に守り、ルイス(ハミルトン)は前のマシンを追いかけた。最終的には5位と7位が、直面した問題に対してできたベストだったと思う」
■クルマの全体的なセットアップも見直す
「今日はパフォーマンス不足で残念だった。ここから離れて、もっと違ったやり方がなかったか検討するつもりだ」
「また、両ドライバーとも週末を通してクルマのバランスに満足していないのは明らかだったから、我々のクルマの全体的なセットアップも見直すつもりだ」
「これらはすべて新しいクルマのチャレンジングであり、来週のジェッダでさらに強くなって戻ってくることを楽しみにしている」。