2024年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン国際サーキット)決勝レースが行われ、RBのジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように語った。
●【2024F1第1戦バーレーンGP】決勝レースタイム、タイム差、周回数
■ジョディ・エジントン(RB、テクニカル・ディレクター)
RBの決勝レース:13位、14位
「いろいろな意味で悔しいレースだった。データを見て、レース中のポイントを見直す必要がある。僅差のライバルたちのアドバンテージを得ることができたかもしれない」
「ダニエル(リカルド)は最初の2、3スティントで僕らのクルマのバランスに少し苦しんでいた。ダニエルは最終スティントでソフト・コンパウンド・タイヤを上手く使って集団に戻ったが、オーバーテイクは簡単ではなく、前に出るための周回数が足りなくなってしまった」
「ユウキ(角田裕毅)のクルマバランスは良く、レース序盤のペースは中団グループを順調に走り、タイヤの状態も極めて良かった」
「しかし、ランス(ストロール)とジョウ(グァンユ)が最後のピットストップ後のラップでどうやってアドバンテージを取ったかなど、レース中盤を詳しく見直す必要がある。その結果、レース終盤にポジションを挽回できず、10位争いのチャンスを逃してしまった」
「まとめると、週末は堅実で、パッケージは中団争いでそれなりのパフォーマンスを発揮することができたが、今夜のレースからすべてを引き出すことができなかったと考えざるを得ないし、がっかりしてバーレーンを後にする」
「これから来週のサウジアラビアでのレースまでにやるべきことはたくさんあるが、同時にレースがすぐに行われるため、今回の反省をすぐに生かすチャンスでもある」。