ギュンター・シュタイナー元ハースF1代表は、ハースのオーナーであるジーン・ハースに解雇されたのは、低迷するF1チームへの出資を求めたからだと語った。
F1界を驚かせたのは、創業当初からアメリカのチームを率いていたシュタイナーが突然、エンジニアの小松礼雄(現代表)に交代したことだった。
これまで58歳のシュタイナーは、自身と億万長者のハースとの間に何があったのか、説明することに消極的だった。
数日前、彼は『Ziggo Sport』の司会者であるジャック・プルイとのインタビューに応じたが、そのときシュタイナーは、ある回答を放送しないよう求めた。「彼は、『ジャック、はっきり言ってみろ』とメッセージを送ってきたんだ」とプルイは明かした。
「ギュンターは2000万ドル(約30億円)のスポンサーを見つけた。しかし、彼はハースに残るためにチームの株も欲しがった。(ジーン・)ハースは『いや、そんなことはしない』と言った。だからシュタイナー自身が手を引いたんだ」と彼は明かした。
シュタイナーは今週末、ドイツの放送局『RTL』の解説者としてバーレーンに滞在する。