3日間の2024年F1プレシーズンテストがバーレーン国際サーキットで開幕し、1日目が終了した。初日トップタイムは、3年連続3冠のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、フェラーリはカルロス・サインツが3番手、シャルル・ルクレールは7番手だった。
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■フェラーリF1はハード寄りのコンパウンドでテスト
テスト初日、フェラーリF1の両ドライバーのプログラムはほとんど同じで、燃料の搭載量を変えながら、ハード寄りのC2とC3コンパウンドのタイヤを履いて周回を重ねた。今回ピレリは、もっともハードなC1から最もソフトなC5まで5種類のコンパウンドを持ち込んで供給しているが、コンパウンド別の本数はチームによって異なっている。
フェラーリはいつも通り初日にやる作業に集中し、マシンに装着されたレーキから計測を行い、マシンのエアロマッピングを実施し、主にデジタルモデリングや風洞で収集されたデータとサーキットデータがどの程度相関しているかを確認した。
コースインしたルクレールは、まずはC2(白)、次にC3(黄色)で64周(346.3km)を走り、1分33秒247のベストタイムをマークして初日を7番手で終えている。
明日もルクレールが午前中を担当し、午後はサインツがドライブする。
■ルクレール「パフォーマンスは時期尚早だ」
シャルル・ルクレール
走行時間:午前中
周回数:64周
タイム:1分33秒247(7番手)
タイヤ:C2、C3
午前のセッションで64周を走行したルクレールは次のように語った。
「最初の朝のテストは、特に走行距離の点で、かなり充実したものだった。パフォーマンスに関しては、コメントや結論を出すにはまだ早すぎるよ」
「予定していたテストはすべて実行したし、期待通りに進んでいるのはポジティブなことだね。引き続き作業を続け、グランプリに向けてあと2日間、有益なテストができることを願っているよ」。