3日間の2024年F1プレシーズンテストがバーレーン国際サーキットで開幕し、1日目が終了した。初日トップタイムは、3年連続3冠のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
●【F1テスト1日目タイム】フェルスタッペンが貫禄のトップ!マクラーレンとフェラーリに次ぐ4番手にRB!
■ジャンピエロ・ランビアーゼ「基本的な答え合わせはできた」
レースエンジニアリング責任者でフェルスタッペンの良き相棒であるジャンピエロ・ランビアーゼ(通称:GP)は次のように振り返った。
「今年の冬休みはかなり短かったが、それにもかかわらず、クルマに投入された作業の量にはいつもながら感心させられる」
「比較的新しいマシンで未知の部分がいくつかある状態でバーレーンにやってきたが、初日に基本的なことのほとんどをテストし、必要な答えを得ることができた」
「明朝はチェコ(セルジオ・ペレスの愛称)がマシンを引き継ぐけど、これで2日目、3日目に向けた強固なベースができたよ」。
■コンセプトを変えた今年も初日から速い
2023年シーズン、レッドブルF1チームは22戦21勝で勝率95.4%、フェルスタッペンは22戦19勝で勝率86.3%というF1史上最高の驚異的な記録を残した。
多くのチームが王者レッドブルF1のマシンをコピーする中、20回目のF1シーズンに臨むレッドブルF1は、正常進化ではなく大きくコンセプトを変えて関係者を驚かせている。
その大胆な変更がどのような結果になるのかも注目されたが、初日から速さを発揮し、パッケージとしてレベルの高さを見せつけた。