2024年シーズン開幕前にもかかわらず、1年先の2025年のメルセデスF1のシートが突然空いたことで、ドライバー移籍市場においてF1で最も注目されている人物の1人がアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だ。しかし、ウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表は2025年も契約があると明かし、簡単に手放すつもりはなさそうだ。
実際、ビッグチームと呼ばれている4チームの来季2025年のシートは以下のようになっている。
【レッドブルF1】
マックス・フェルスタッペン
未発表
【メルセデスF1】
未発表
ジョージ・ラッセル
【フェラーリ】
ルイス・ハミルトン(メルセデスから移籍)
シャルル・ルクレール
【マクラーレン】
ランド・ノリス
オスカー・ピアストリ
ハミルトンがフェラーリへの電撃移籍を発表したことで、トップチームの2シートの争奪戦に注目が集まっている。
アルボンは「ウィリアムズに完全に集中している」としつつ、「僕の経験とレベルを考えると、表彰台と勝利を目指して戦えるマシンがふさわしい」と主張しており、2024年の結果次第では2025年の移籍も視野に入れており、トップチームからのオファーがあれば契約を解除できる条項があるとフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』は報じている。
■フェリペ・マッサ「僕ならアロンソか17歳を選ぶ」
しかし、元F1ドライバーのフェリペ・マッサは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に、もし自分がメルセデスの責任者だったら、アルボンは希望リストのトップには入らないだろうと語った。
「もし僕がトト・ヴォルフだったら、(フェルナンド)アロンソか(17歳のアンドレア)キミ・アントネッリを取るだろうね」。