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レッドブルF1とアルファタウリの“相乗効果”、アップグレードが一番多かったアルファタウリF1をライバルはどう見ている?「新ピンク・メルセデス」にはならない?

2023年12月06日(水)12:35 pm

メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、レッドブルの2つのF1チーム間の技術的な“相乗効果”が強まっているという噂を真顔で否定した。

シーズン中に、エナジードリンク会社のメインチームからアルファタウリへの追加コンポーネントの合法的な移管を強化することが決定された。しかし、レッドブル・レーシング代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1が次の「ピンク・メルセデス」のような状況、つまり2020年の「“メルセデス風”レーシング・ポイント」になることを否定した。

■アルファタウリF1は一番アップグレードが多かった

しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が今年「全チームの中で最大のアップグレード作業量」だったと主張しているように、2023年にアルファタウリへの部品供給が増加していることは間違いない。

「22レース中18レースで新しいパーツが追加され、“新しいフロアだけで6つ”を含む合計65の細部が変更された。彼らは明らかに今の我々よりダウンフォースが大きい」とミハエル・シュミット記者は主張する。

■ウィリアムズF1は警戒

「彼らは明らかに我々よりもダウンフォースがある」とウィリアムズ代表のジェームス・ボウルズは語った。

シーズン終盤、ウィリアムズはアルファタウリに追いつくことを最終的にあきらめたという。「もしトライしていたら、今日は勝てても明日は負けていたかもしれない」。

■メルセデスF1は気にせず

では、レッドブルの主要ライバルであるメルセデスは、レッドブル・レーシングとアルファタウリの以前よりも強固な技術的関係を心配しているのだろうか?

「正直なところ、私はユウキ(角田裕毅)がアブダビの予選で6位に入ったのを見ただけだ。アルファタウリのファンにとっては、最高の形でシーズンを締めくくることができて嬉しい限りだ」

また、国際メディアに対し、過剰な心配はしていないと語った。

「これは透明な世界だ。私はまだどの部品も見ていないが、他の人は見るだろうね。でも正直なところ、あまり考えたことはないよ」。

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