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F1界に新たな噂 ローレンス・ストロールがアストンマーティン売却を準備?アロンソはレッドブルに移籍?

2023年10月31日(火)18:09 pm

今週末には、第19戦アメリカGP、第20戦メキシコシティGPに続き、3週連続開催最後のレースとなるF1第21戦サンパウロGPがインテルラゴス・サーキットで開催されることになる。

だが、そのサンパウロGPを迎える前に、F1界ではまた新たな噂がささやかれるようになっている。

■スペイン人ジャーナリストが謎めいた投稿

先週末にメキシコシティGPが開催されたエルマノス・ロドリゲス・サーキットを後にする前、スペインの有名ジャーナリストであるアルバート・ファブレガがソーシャルメディアに次のような謎めいた書き込みを行った。

「今パドックで聞いた噂を私は信じたくはない。いやだ」

ファブレガのフォロワーの多くはすぐに、この噂がスペイン出身ドライバーであるフェルナンド・アロンソと関係があるのではないかと考えたようだ。

ファブレガは、翌日には次のような投稿を行っている。

「昨日私が話した噂について、ひとつだけ言っておくことにする。文章のトーンから、私がそうなることを望んでいないことを理解できるだろう」

「ここから先は、好きなだけ憶測してくれて構わない。そして、私はそれが噂にとどまり、ニュースにならないことを願っている」

■アストンマーティンが株式の一部を売却

しかし、人々は、このファブレガが示唆した噂と、その後に起きたことをすぐに結びつけて考え始めているようだ。

というのも、30日(月)にロンドン証券取引所でアストンマーティンの300万ドル(約4億5000万円)に及ぶ株式が売却されたことが明らかとなったためだ。

そして、これが、オーナーのローレンス・ストロールがシルバーストンに本拠を置くF1チームだけでなく、イギリスの名門自動車メーカーの売却も準備しているのではないかという噂へとつながり、ひいてはアロンソの去就にかかわる噂へとつながり始めているようだ。

■現時点では「根拠のない噂にすぎない」

ポーランド人ジャーナリストのダニエル・ビアリーは、こうした噂に関して次のようにコメントしている。

「現時点では単なる根拠のない噂でしかない。どの程度事実なのかはすぐにわかるだろう」

実際のところ、アストンマーティンは今季かなりの損益を計上したと伝えられており、それを補填するために株式の売却を行った可能性はありそうだ。

だが、噂のように、もしもカナダの大富豪として知られるローレンス・ストロールが、F1チームやイギリスの名門自動車会社であるアストンマーティンを手放すことになれば、2026年以降のエンジン供給契約を結んでいるホンダの計画にも大きな影響が及ぶことになるのは間違いない。

■アロンソのレッドブル移籍説も?

ともあれ、噂が噂を呼ぶように、2005年と2006年のF1チャンピオンである42歳のアロンソもアストンマーティンを離れ、2024年にはセルジオ・ペレスの後任としてレッドブルに移籍する可能性もありそうだという憶測も呼んでいるようだ。

ビアリーが言うように、現時点では確たる根拠のない噂にすぎないわけだが、今後この噂がどういう形の決着を迎えることになるのか、気になるところではある。

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