アメリカ大陸3連戦の2戦目、F1第20戦メキシコGP(アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス、メキシコ・シティ)決勝レースが行われた。
●【2023F1第20戦メキシコGP】ペレスがリタイア・・・決勝レース・全セッションの結果
優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はアラン・プロストに並ぶ通算51勝目、シーズン16勝目という大記録を打ち立てた。
4番手スタートのダニエル・リカルド(アルファタウリ)は7位でフィニッシュした。
母国GPのセルジオ・ペレス(レッドブル)はスタート直後のターン1でシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触、マシンが宙に浮いてダメージを負い、リタイアした。
■角田裕毅、8位を失う
最後尾スタートだった角田裕毅(アルファタウリ)はマシンの調子が良く、8番手まで上がっていて大量ポイントが期待されていた。
しかし49周目に7番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)をオーバーテイクしようとしたが、ターン1で接触し、角田裕毅のマシンが宙に浮いてしまった。リタイアしたペレスと同じ状況だった。
この前の周にはターン2でタイヤが接触していた両者は、この件についてもスチュワードは審議対象としていたが、レーシングアクシデントと判断されお咎めなしとなっている。
角田裕毅は8番手から16番手まで落ちたが、最終的に12位まで挽回してフィニッシュした。角田裕毅にとっては2戦連続ポイントが期待され、チームにとっては2台で大量ポイント獲得のチャンスだったが、持ち帰ることはできなかった。